③ホストちゃんVR
渋谷に着いた。しゆんさん(SIYOON)のライブに行った8月以来だから 4ヶ月ぶり。
改札を出ると、聞き覚えのある曲が聞こえてきたのでそちらを見ると、Wanna Oneの日本仕様アルバムの宣伝トラックが停まってた!
わー本物~とテンションが高まり、写真を撮った。
スクランブル交差点では、渋谷109に防弾の広告を発見。ポップアップストアやってるんだよね。これも写真撮る。
あとはSF9も日本アルバムの広告出てたな、これも写真撮った。

またも目的地までマップのナビで案内してもらうと案外近かった。葉っぱがわさわさしている建物。MODI(モディ)という名前なのか。
なんかこの葉っぱがわさわさしてる建物の近く、2013年の渋公ライブの時に通ったことあるなあ。
そこにある螺旋階段を降りて、H.I.Sの文字がある室内に入ると、数メートル先に例の受付カウンター発見。
なんか全然空いてるので、受付に行き、予約してないけど大丈夫ですか? と聞くと、
大丈夫ですよーホストちゃんですか? と聞かれたのでハイと答えると、後ろの券売機で1200円の券を買って、また受付に来てくださいって言われたので従う。
ホストちゃんと、逆バンジー体験がセットになっているその券を買って受付に戻ると、まずは誰を選ぶかを問われて、その後、券と体験についての説明と、どっちを先にするかを聞かれて、バンジーは拒否できるという情報も聞いたけど、リアルバンジーは絶対にやりたくないから、バーチャルなら一応やっとこうかと思って、私は逆バンジーを先に選んだ。 
バンジーは受付のすぐ横。すでに2人、体験中の人が居た。
それを待って、先ほど受付して下さった方が、バンジーの説明をしてくれた。
目の所だけ開いてる使い捨てアイマスクをして、ゴーグルをして、ピントを合わせて、映像見えるか確認されて、怖かったら目を閉じて下さいねと言われて逆バンジー開始。
もうこれは、バーチャルリアリティだけども、ありえない高さまでぐわーっと上がって、ありえない速さで急上昇、急降下するので、開始して、上昇して、景色が見えた時点で恐怖心が湧いて吐き気がしたので、ダメだ!と思って目を閉じた。
時々目を開けて景色を見たけどその度に吐き気がするので、眺めることなんてろくにできなかった。
余裕があったら目を開けてみて下さいと言われて目を開けたら宇宙空間。
しかし、地球を見下ろしている映像が見えた時、頭がぐらっと来たし、しかもこちらは椅子に座ってるだけの無防備、椅子から落ちたら死ぬ、そんな想像が働いたので、やっぱり目を閉じてしまった。
その後は、椅子が揺れて、急降下し始めたが、ちらっと景色を見ると、すぐ気分が悪くなる。
夢でも、高い所を飛んでいると気分が悪くなるのだがそれと同じだ。
最後に廃工場みたいな所にドシーンと着地して、雨がざーっと降って終了。
椅子が動くのでしばらく待つように言われて、少し待ったら終了の合図。ゴーグルを取ってくれた。
すごい気持ち悪かったです~とか話して、場所を案内され次はホストちゃんへ。
ここか? と思った所にはお兄さんがゴーグル持って調整している。
しかし私に気がついていない様子だったので、ここではないのかな? と、うろうろしてると気がついたみたいでこちらへどうぞと案内される。
まずはヘッドフォンを首にかけろと言われてかける。
次にゴーグルの注意事項を説明されて、ゴーグルのピントを合わせて、一旦外して、お兄さんに渡すと、愛夜香バージョンを選んでくれて再び渡されたのでゴーグルを装着。早速始まった・・・。

おーホスト仕様のタクヤだよ。
なんか近っ! 膝と膝がくっつきそうなくらいの距離感だよ。
もしかして、リアル太客接待は、こんなに近いんだろうか? バーチャルでよかった・・・。
セリフはかなりうろ覚えだが、「今日はありがとう、お前が来てくれて嬉しいよ」とか言っている。 
「お前」というセリフに、なぜか、ふっ、と笑いが出てしまった。 
いやあ、役に入ってんねえ~って。ごめんタクヤ。
そしてバーチャルなのを良いことに、その横顔の鼻筋とか、美な顔を、すごい楽な気持ちで眺めたよ。 
美術館で絵を見るように。 
しかしここでゴーグルやらアイマスクがずれて来て、直してみたけど全体的にぼやけ気味になったり戻ったり。
で、一対一のこの接客は太客接待と書くが、これって、「たいきゃく」じゃなくて、「ふときゃく」って読むんだね。セリフで初めて知ったよ。
肝心の太客接待は、詳しく書くのはネタバレになるのではと迷ったのでとりあえず書かないでおくけど、先輩に習ったという、顔が接近するやつだった。ひ~~。
リアルで太客になることはなかろうが、リアル太客接待、こんなんマジでやるのか!? と、ビビった。
セリフほとんど覚えてないのが残念。
「お前は俺のもの」だったか「俺はお前のもの」だったか分からん、どっちだ…あんまりキュンとしなかったから前者かな?笑
んー、でも、美しいものを隅々まで眺めることができて、なんか満たされたなあ。 
そしてどんどん深みにはまりそう。美しいは罪。 

VR体験が終了して、ゴーグル外すとお兄さんがどうでしたか? 大丈夫でしたか? と言うので、あー途中でゴーグルがずれてぼやけてきちゃいましたーと話すと、そうですか…とは、言うものの、もう一回されますか? とかいう言葉はない(求めている訳ではないが、自分が店員の立場だったら、そういう声かけはすると思った)し、自分も美しいものを見た充足感に満ちていたので、いいですよ、と言って終わる事にした。
番号札を返そうと受付に向かっていると、受付のお姉さんがどうでしたかー?と聞いて来たので、ゴーグルがずれた事を話したら大丈夫ですか? と聞いて来たので、途中からなんとなく見えたから大丈夫ですと伝えて、アイマスクも返して建物から出た。お姉さん感じのいい人で素敵だった。

さて、まだ、宿のチェックインまでに1時間近くある。
近くに見えたタワレコでも行くかーと思い、MODIに行く途中に見えた、徒歩1分ぐらいのタワーレコード渋谷店へ。
一階は特典お渡しコーナーとか書いてある。K-POPを扱っている階は4階。
2階にはカフェと物販がある様子。
腹減って来たから軽くなんか食べようかな~とか思いながらまずは4階へ。
アニメのコーナーと一緒かー。K-POPコーナー、あったあった。
品ぞろえは良い方かな? 狭くはないし。
でも広島店にある、ワゴンに沢山CDが入ってるのはなかった。
ちょっとマニアックなのも置いてあった。奥の方にはSNUPERの新曲発売記念のパネル展示もあった。おお、さすが都会は違うなという謎の納得をして、2階のカフェへ。
今は「おそ松さん」コラボカフェをやってるらしく、店内に入ると店員がやってきて、食事はおそ松さんコラボのみになりますが宜しいですかと言われたので、了解して、座席へ案内された。
店員さんすごく感じのいい人ばかりで感動。
3つあるコラボメニューの中で食べられそうなやつは1つだけだったが、そこにはサラダがついてて、さらにシーザーっぽいドレッシングがかかっていたから、申し訳ないがサラダは残してしまった。本当に申し訳ない。
タワレコを出て、今度は地下鉄で宿の近くまで行く事に。 
地下鉄は超便利だな。速いし、乗り換えもスムーズ。
宿の近くの駅に着き、1番近い出口から出て周囲を眺めると、宿発見。
良きかな良きかなと近くまで歩いていくと、近所にスーパーもあるんだね。コンビニもあるし便利じゃのうと確認してから、宿に向かってしばらく待ってチェックイン。
軽く身支度をしてから、時間があったので、銀座には行けなかったが、表参道のリンツショコラカフェに行くことにした。
これも地下鉄で移動して、駅に着いたらマップのナビで歩いたけど、絶対逆方向に歩いてしまうんだよね、早めに気がついて引き返して着いたけど、ナビがなかったら延々と違う道を歩いていただろう。
これもまた小さめなお店で、広島にも先程書いたekie内に最近できたのだが、一度は行ってみたかったのだ。
無事に購入したので、今度は会場に向かうことに。
表参道から歩くこともできるようだが、10分以上歩かねばならない。
1番近い駅まで行くにしても乗り換えが必要。ちょっとだけ面倒に感じて、乗り換え無しで行ける、会場の最寄り駅の候補である、乃木坂駅(徒歩7分)まで行って歩くことにして、早速地下鉄に乗った。

乃木坂駅に着き、またもマップのナビを起動させてみると、そんなに難しくない道順だったので安心して歩いてると、どこかで道を間違えたのか、方向は合ってるんだけど、道順からは外れてしまった。
道順とは平行に歩いてるので大丈夫なはずだがどこで間違えたのやら?
歩き続けていると道順に戻ったので安心してたらまた外れてしまうわ、ナビにはここで右折だったんだよー的な表示がされるわで、はよ教えーやって突っ込みながらも方向は間違えておらず、やがて一本隣の道を歩いていることに気がついて自信を持ち、会場にたどり着いた。はーしんどかった。疲れて目が霞んでるし、なんか暗いし。建物の影のせいだろうか?
そして寒いんだけど、まだ私の受付時間は1時間以上あるんだよね。やれやれ。 

携帯を充電したり、眺めたり、ハンドクリームをぬりぬりしたりして時間を潰すが、時間が経たない。
しかもこちらは日没が早いんだろうな、体感でしかないが、まだ夕方の4時すぎなのに、広島の5時、6時ぐらいの暗さ。寒さも相まって、早く済ませて帰りたいという気持ちが湧いてくる。

ヒストリーボックス持って来てる人は結構居た。中身だけの人も。すごいな~。あれを持って旅する気力は私にはなかったわ~。
長いこと寒さに震えながら待って、ようやく受付時間が始まったよ。

④につづく

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